アレッキーノ「海の水って、塩っ辛いや!」
そんなアレッキーノを海中深くから見上げている者がおりました。
もう三日も餌にありつけていない巨大なカジキマグロでした。
そのカジキマグロの目にはアレッキーノが羽根を傷めて休んでいる、美味しそうな子供の海鳥に見えたのです。
怪物は音も無く近づくや、アレッキーノをひと飲みで胃袋におさめてしまいました。
(つづく)
アレッキーノ「海の水って、塩っ辛いや!」
そんなアレッキーノを海中深くから見上げている者がおりました。
もう三日も餌にありつけていない巨大なカジキマグロでした。
そのカジキマグロの目にはアレッキーノが羽根を傷めて休んでいる、美味しそうな子供の海鳥に見えたのです。
怪物は音も無く近づくや、アレッキーノをひと飲みで胃袋におさめてしまいました。
(つづく)