元気いっぱいのアレッキーノ(子供)が、一番下にぶら下がっているペルシャの王女に言った。
アレッキーノ「僕、いつかここから抜け出して、外の世界に冒険の旅に出るんだ!」
ペルシャの王女「おやりなさい。先ずは週に一回、お部屋の空気の入れ換えにくるドクトンヴィル夫人の目にとまることね。何らかの糸口になろうかと。」
アレッキーノ「糸口ってなあに?」
ペルシャの王女「発端のことですよ。」
アレッキーノ「ほったん?」
ペルシャの王女「ここから抜け出すキッカケを作ることよ。」
アレッキーノ「わかった!ありがとう!王女様!」